小麦粉

こんにちは、山口です。 今回の医食同源でとりあげるのは「小麦粉」です。

関西弁で言うところの「粉もんや」であるどんぐりの食材としては、 とりあげるのが遅すぎるかもしれません。 それだけに、ようやく主役の登場といったところでしょうか。

前回はとうもろこしをとりあげましたが、 小麦はとうもろこし&米とならんで、世界三大穀物になります。

穀物は酒や菓子の原料としての需要も多いのですが、 最も多いのはやはり主食としての利用であり、 世界の主食のほとんどはこの3つの穀物です。

それ以外の主食となる作物としては、大麦など他の穀物と、 ジャガイモ、キャッサバなどのイモ類になります。

では大麦、小麦という名前の違いはどこから生まれたのでしょう? 多くの人が、麦の穂や実の大きさか、草の丈の大きさの違いと 思っておられるのではないでしょうか?実は私もそうでした。

正解は、中国語の「大=優れている」「小=劣っている」という区別からきているそうです。 古代中国では、粥(かゆ)などに調理しやすい方(英語ではbarley)を大麦、 調理に手間がかかる方(同じくwheat)を小麦と呼んだということです。 他には大豆と小豆なども、(豆の大きさではなく)同じ理由からついた名前だそうです。

中国の儒教というのは、上下や優劣を重んじる思想ですが、 現代に伝わる食べ物の名前にも影響していたんですね。 しかし現在では、用途の違いはあれども、小麦の需要が大麦を圧倒しています。 (世界の年間収穫量、小麦6.6億t、大麦1.3億t)

さて、三大穀物の中でも小麦は、パンや麺など、レシピの種類は最多だろうと推測されます。 小麦粉を使ったメニューを数えるだけでも、結構な暇つぶしになるのではないかという感じです。

小麦粉の成分の約3分の2強が炭水化物となり、その他の成分が3分の1弱となりますが、 小麦粉に含まれるタンパク質の割合で強力粉、中力粉、薄力粉などと区別され、 それぞれが異なった用途に用いられます。 どんぐりで提供している関西風のお好み焼は薄力粉を使用しております。

その他に小麦粉に含まれる栄養素は非常に多岐にわたっており、 脂質、ビタミンB1&B2&E、パントテン酸、ナイアシンなどのビタミン類、 カリウム、ナトリウム、リン、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル などとなっております。 ですが、いずれも含有量としては多くありませんので、 野菜や動物性たんぱくなどの食材とバランスよく摂ることが望ましいですね。

本日のおすすめメニューは「べた焼そば入・最終奥義」です。 べた焼とは京都の定番の粉もんメニューで、クレープ状に薄くのばした小麦粉の生地に、 キャベツ、肉、そば・うどんなどの具材をのせて焼いたもので、広島風お好み焼に似ています。 そのべた焼のそば入に「卵1個多め、天かす多め、牛すじ入り、油粕入り、九条ねぎのせ」の、 5つのトッピングを追加したものが「最終奥義」になります。 ボリュームたっぷり&こってり&ジューシーな粉もんをガッツリいきたい時にオススメです。

それでは今回はこの辺で。

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