京都近郊歴史スポット巡り(4)坂本散策-後編-

(つづき)

酒井神社・両社神社に立ち寄った後は、京阪坂本駅方面へ。

坂本駅から徒歩5分程度のところにある、滋賀院門跡を訪ねました。

延暦寺の僧侶は、昔は比叡山で生涯を過ごされたそうですが、

高齢の僧侶には山の暮らしは厳しいため、延暦寺門前町であるこの地に僧侶が暮らすための「里坊」を建てたそうです。

こちらの滋賀院門跡も里坊として建てられたお寺です。

また、全国の天台宗を寺院を総括する天台宗務所もある、由緒正しい立派なお寺です。

こちらのお寺では沢山の貴重な所蔵品を拝見することができ、

また、お寺の職員の方がその所蔵品について丁寧に解説をして下さいます。

ご本尊薬師如来や涅槃図、その他様々な素晴らしい書画等がありますが、

特に印象的だったのは、延暦寺において1200年間絶えず灯されてきたという、「不滅の法灯」です。

この火はたった一度だけ、信長の比叡山焼き討ちの際に消えた事があるのですが、

山形県のお寺に分灯されていたものを移し、今日に伝わっているそうです。

釣灯篭の中を見せて頂いたのですが、本当に火が灯っていました。

滋賀院を後にして、次は旧竹林院へと向かいます。

こちらもかつては里坊だったそうです。美しい庭園を有するお寺です。

訪れた時には坂本盆梅展が開催されており、梅の香りで一杯でした。

下の写真の三本の梅の木には、浅井三姉妹の名前がついていました。

左から、茶々梅、初梅、そして江梅という名前だそうです。

旧竹林院を出て、最後は隣接する日吉大社へ行きました。

こちらは全国に約3800社ある、日吉、日枝、山王神社の総本宮だそうです。

右上が西本宮、左下が白山宮、右下が東本宮です。

30分ほどかけて境内をぐるりと一周し、此処で坂本散策は終了です。

 

坂本は沢山の名所・旧跡があり、古い町並みの残る素敵な所でした。

皆さんも是非一度お出かけになってみてください。

それでは今日はこのへんで。

 

追記:東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

被災地から離れた場所に住む私達に出来ることは、いつもどおりに仕事・生活をし、

微力ながら日本の社会を、経済を動かし続ける事だと考えております。

恐らくこれからも被災地のみなさんは、大変なことや辛いこと、沢山おありになると思います。

いつか平穏な暮らしが戻ってくる日まで、困難な日々を支え続ける為に、私達も頑張ります。

被災地の皆さんも、どうかお体に気を付けて、

本当に大変な日々だと思いますが、頑張ってください。

一日も早い復興を、心からお祈りしております。

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