さつまいも

さつまいも

こんにちは、山口です。
今回の医食同源でとりあげるのはさつまいもです。

以前にジャガイモをとりあげたことがありますが、
ジャガイモのジャガはジャガタラ(インドネシアの首都ジャカルタ)から
とったものですので、なんとなくカタカナのイメージがあります。
ですが、さつまいもは平仮名の方がしっくりくるのではないでしょうか?
さつまいもの「さつま」というのは「薩摩」、
つまり現在の鹿児島県西部の旧国名ですね。

薩摩隼人と聞くと、関ヶ原の戦いでは小勢力で敵の囲みを突破し、
また明治維新では志士を多数輩出した、男の中の男というイメージです。
女性でも大河ドラマの主人公になった篤姫が有名です。
しかし、それはそれとして今回はいも、さつまいもの話です。

さつまいもが日本に本格的に普及したのは江戸時代で、
享保の大飢饉により深刻な米不足となる中、
痩せた土地でも育ち、しかも栄養価が高いさつまいもは、
多くの人々の命を救いました。

時の将軍・徳川吉宗が学者の青木昆陽に命じて、
東日本で栽培を奨励したことが普及のきっかけで、
米将軍の異名を持つ吉宗は、実は芋将軍でもあったということです。

また、さつまいもは焼酎の原材料としても優れています。
数年前の焼酎ブームでは、芋焼酎の一部の銘柄は幻の焼酎と言われ、
非常に高価に、また入手困難になったことがありましたね。
もちろんどんぐりでも、芋焼酎は定番のドリンクメニューです。

他にもさつまいもは、お菓子やケーキの材料になったりもします。
さつまいもは辛党・甘党のどちらにも非常に人気の食材なんですね。

さつまいもの旬は9月から12月にかけてで、秋の味覚になります。
主成分はでんぷんですので、救荒作物だけあってカロリーは高めです。
(さつまいも・132kcal、ジャガイモ・76kcal、ごはん・168kcal)

ですがカロリー以外にも、さつまいもは優れた栄養価を誇っており、
「準完全栄養食品」という呼び方をされることもあるほどです。
食物繊維、ビタミンB1・C・E、カリウムなどが多く含まれています。

食物繊維は便秘を防いだり、悪玉コレステロールを抑え、
生活習慣病を防ぐなど、素晴らしい効果をもたらします。

ビタミンB1は糖質の代謝をうながし、パワーを生み出す元になり
また疲労を防ぐ効果もあります。

ビタミンCは風邪を防ぐ、肌のシミを防ぐ、などの効果があります。
熱に弱いビタミンCですが、さつまいもに含まれるビタミンCは
でんぷん質に守られているため、加熱しても壊れにくいそうです。

ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれ、老化現象のもとになる
過酸化脂質が作り出されるのを防ぐ効果があります。

このように見ていくと、さつまいもは優れた健康食品だということですね。

今回のおすすめは芋焼酎、ではなく「さつまいもチップス」です。
どんぐり新堀川店・山科店の2店舗のみでの販売となりますが、
フライしたさつまいもに、さらにバターとはちみつをトッピングした、
これこそ別腹!という感じの、あまーい一品です。
オードブルに、デザートに、時には箸休めにと、
気分に合わせていつでもお召し上がり下さいませ。

それでは、今回はこの辺で。

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