みなさん初めまして、火曜日のブログを担当する辻と申します。
このブログでは、時代劇と日本史(主に幕末史)が好きな私、辻が、
京都近郊の歴史スポットをみなさんにご紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
さて、現在京都では「京の冬の旅」キャンペーンが開催されています。http://www.kyokanko.or.jp/huyu2010/index.html
日頃は見る事の出来ない貴重な文化財を京都の沢山の寺社で見る事が出来ます。
ブログ第一回目の今回は、東山七条にある「養源院」へお邪魔してきました。
このお寺は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父である浅井長政の菩提を弔う為に建立し、
火災で喪失したものを徳川幕府・二代目将軍の徳川秀忠の正室・崇源院が立て直したそうです。
もうお分かりかと思いますが、現在大河ドラマで注目されている浅井三姉妹ゆかりのお寺です!
場所は三十三間堂の向かい側・ハイアットリージェンシーホテルの裏側にあります。
>
なんだか物騒な立札が・・・・。
>
本堂へ続く参道です。
血天井というのは、戦で命を落とした武士の血痕がついた床板を、供養の為にお寺の天井に張り替えたものです。
京都市内にはこの養源院を始め、伏見城の遺構の血天井が数か所のお寺にあるそうです。
この血天井の他にも養源院には俵屋宗達の筆による杉戸に描かれた動物の絵や松の襖絵、鴬張りの廊下など沢山見どころがありますが、
現在は豊臣秀吉、淀殿、崇源院の肖像画も特別公開されています。
お寺の内部は撮影不可なので、写真が撮れませんでした。
貴重な所蔵品を拝見した後はお庭も見せて頂きました。
>
信長の妹・お市の方の供養塔。
>
こちらは崇源院(江)の供養塔です。
普段は静かなお寺だそうですが、大河ドラマの影響で結構賑わっていました。
養源院へは京都駅バスターミナルDのりばより市バス(100・206・208系統)に乗り、
「博物館三十三間堂前」で下車、徒歩約3分程です。
京都駅前には「DONGURI京都駅前店」もございます。
http://www.dongurionline.com/category/24.html
お出かけの際は是非お立ち寄りください!!
それでは、今回はこのへんで。