京都近郊歴史スポット巡り(18)

こんにちは、火曜日担当の辻です。
皆さん三連休はいかがお過ごしでしたか?
私は昨日、梨木神社の萩まつりに行ってきました。

梨木神社

梨木神社は京都御苑に隣接する神社です。
公卿三條實萬(さねつむ)公・三條實美(さねとみ)公が祭神として祀ら
れています。
明治18年に久邇宮朝彦親王の命により、三條邸跡地に創建されまし
た。
かつてその場所が「梨木町」と呼ばれていたのが由来とされています。
實美公は幕末時代、公卿の中でも尊王攘夷を強く訴え、徳川幕府に攘夷の
実行(異国に対する武力行使)を求めた激派の人物ですが、
文久三年に会津・薩摩藩が中心となり起こしたクーデター「八月十八日の
政変」により、朝廷を追われ長州へと移る事になります。
後の明治政府では政治の表舞台に復帰し、様々な要職を歴任しました。
明治24年に55歳で亡くなり、後に父である實萬公が祀られて
いる梨木神社に合祀されたそうです。

萩まつり

「萩の宮」とも呼ばれる梨木神社では、境内の萩が花を咲かせるこの時期
に、毎年「萩まつり」が行われます。
今年は満開の時期には少し早かったようですが、
参道に植えられた萩には、萩の花を詠んだ俳句を記した短冊が吊るされて
いました。
そしてこの日は奉納行事として、小笠原流礼法の門人の皆さんによる弓術
が披露されました。

奉納行事(1)

 

奉納行事(2)

「三三九手挟式」と呼ばれる形式で、合計10人の射手の方がそれぞ
れ二回ずつ矢を放ちます。
木の板で作られた四角の的に矢が的中すると、拍手と歓声が上がっていま
した。
その他にもお琴や舞の奉納、お茶席等もあったそうで、沢山の人で賑わっ
ていました。

梨木神社は市バス「府立医大病院前」バス停下車・徒歩3分です。
萩まつりは例年9月中旬~下旬に開催されますので、皆さんも機会
があれば、是非行ってみてくださいね。
それでは今日はこのへんで。

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