ビール

こんにちは、金曜日担当の山口です。
今週の医食同源でとりあげるのは「ビール」です。

ビールは日本で最も多く消費されているアルコール飲料で、
特に夏になれば、ビアホールやビアガーデンが盛況になるなど、
暑い時期にキンキンに冷やして飲むもの、というイメージがあります。

ですが、前回のTDKRさんの記事に登場したエールタイプのビールは、
常温で飲まれることが多く、さらには温めて飲むタイプのビールなどもあるそうです。
またタイでは冷やしたビールにさらに氷を入れる(!)飲み方もあるとのこと。
所変われば品変わる、とはこういうことを言うのでしょうか。

一方、毎年秋頃のニュースで、プロ野球で優勝したチームの選手達が、
優勝祝賀会で互いに瓶ビールをかけあう光景が見られます。

その際によく出される意見が、「食べ物を粗末にするな、もったいない」というもので、
それに対し「ビールは嗜好品だから、用途に口を出すのはナンセンスだ」という反論があります。
どちらもそれなりの説得力がありますが、では食品と嗜好品はどう違うのでしょう?

Yahoo!辞書で嗜好品について調べてみました。

1.しこう‐ひん【嗜好品】
栄養をとるためでなく、その人の好みによって味わい楽しむ飲食物。茶・コーヒー・タバコ・酒など。

これですと、「ビール=嗜好品」と定義すれば、先ほどの対立では
「もったいない」派よりも「ナンセンス」派の方に軍配が上がります。

ですが、ビールについて少し調べると、実は食品としても優れていることが分かります。

日本で最も一般的なビール(ラガービール)の原材料は大麦、ホップ、そして酵母となります。
ビールの栄養分のほとんどは大麦由来のものなのですが、
「液体のパン」という言葉もあるくらい、栄養が豊富でしかも吸収が良いのが特徴です。

ビールに含まれる栄養素で注目なのは、ビタミンB群が豊富です。
ビタミンB群は糖質や脂質の代謝を高め、体の機能を活発にする栄養素のグループです。
ビールにはビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、葉酸(B9)、
またビタミンB群とよく似た働きをするイノシトールという成分が豊富に含まれています。

アルコール度数は5~5.5%と、お酒の中ではやや低めとなっていますね
アルコールのカロリーは炭水化物と比較して、脂肪となって体に蓄えられにくいということです。
ビールを適量飲むだけでは、ビール腹になりにくいということですので、
やはり食べ過ぎ・飲み過ぎを控えるのが健康への近道ですね。

またビールの炭酸ガスとホップの苦み成分は食欲増進効果があり、
血液の循環を良くし、胆汁の分泌を促進する効果などもあります。
これらの効果が胃腸の働きを高めるため、便秘の方にとって便通を良くする効果もあります。

一方、ビールを仕上げる際に、ろ過されてしまう酵母ですが、
実はこのビール酵母にもアミノ酸やミネラル、食物繊維などが多く含まれており、
ビール酵母サプリメントとして販売されていたりします。
どうも最近こういう話をよくとりあげている気がしますが…。

さらに、ビールのホップに含まれるフラボノイド成分には、腫瘍を防いだり、
花粉症の症状を軽減する効果があることが分かっているそうですが、
極めて残念なことに、ビールをそのまま飲んでも、それらの効果は得られないそうです。
もし、これらの効果が発揮されるビールが発売されたら大ヒットするんでしょうけど…。

さて、どんぐりの店舗で最もご注文の多いドリンクメニューは、やはり生ビールです。
京都駅前店、四条烏丸店、四条河原町店、三条木屋町店で「サントリープレミアムモルツ」を、
新堀川店と山科店では「サントリーモルツ」をご提供しております。
※現在は全ての店舗でプレミアムモルツをご提供しております。

色々な話をさせていただきましたが、つまるところビールの最大の魅力といえば、
暑さや仕事の疲れやストレスなどのもろもろを、のどの奥にグイッと一気に押し流してしまう、
その爽快感にこそあるのではないでしょうか。
だったら細かいことを言わずに「カンパーイ!」とやりましょう!

それでは今回はこの辺で。

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